特発性膀胱炎の可能性も。ユさんぬと茶色いおしっこ、その後の経過について

どうも!


「おじんぬユさんぬ」のおじんぬです。
ユさんぬ大好き!


2017年の年末に突然茶色いおしっこをしてから、動物病院に行きながら経過観測をしているユさんぬ。


一番最初の変調の記事で、「病気」のことに関しては、「書(描)くなら、治ってからにしよう」と書いたその気持ちは基本的には変わっていないのですが、


今回の件は本格的に長期化していること、ユさんぬも今年の夏で推定8歳。体も曲がり角にきているのか、今年になってからちょっとした変調も増えてきていること、などもあって、


もともと心配性の気のあるおじんぬ(ことユさんぬに関してはヨメ猫ですし、初めての猫ということもあって特に)


気持ちを抱え込みすぎるのも、全てにおいて頑なになるのも良くないことのように思うので、ユさんぬの体調に関することも、気負わずポイントポイントで、等身大の素直な気持ちと共にお話していけたらいいなと思うようになりました。


そんなわけで、今日は覚書がてら、ユさんぬのその後のおしっこの調子と体調について書いていきたいと思います。



ユさんぬと茶色いおしっこ、その後の経過について




① 薬の飲み終わりの前に嘔吐症状が出た


まずユさんぬのおしっこの調子のこれまでの経過については、もしよかったら下の2つの記事をご覧ください。


☆「ユさんぬと茶色いおしっこ」は、こちら  ↓
ユさんぬと茶色いおしっこ
☆「【嬉しい】ユさんぬのおしっこの潜血反応に改善の兆しが!【吉兆】」は、こちら  ↓
【嬉しい】ユさんぬのおしっこの潜血反応に改善の兆しが!【吉兆】

前回の記事の時点(2018 2月中旬)で、幸いにも切り替えた抗生剤が効果が出て、おしっこの色が良くなり、尿中の潜血反応がほぼ消えたユさんぬ。


それでも完全に潜血反応が消えたわけではないので、もう1ターン(10日分)「抗生剤と止血剤の2種+サプリメント」、あとその時の尿検査で結晶が出てしまったことから、プラスサプリメントを1種追加して完治を目指すことになりました。


そこから頑張って薬とサプリを飲んで、おしっこも良い感じできていたんですが、あと少しで飲み終わるという頃、2月の終わり頃に、夜の薬を飲んだ後続けて嘔吐をしてしまいました。


飲み終わった後しばらくしてから吐いて、そこから1時間おきくらいに2回吐いて、という感じ。時間的にもう病院も終わってしまっている時間だったので、気を付けながら一晩様子をみたんですが、翌朝ごはんを食べた後再度嘔吐。


この時も1回吐いて、その後1時間おきくらいに2回吐いてしまったので、これは、と思い、すぐに動物病院に連れていくことに。


ただ、丁度この日が診てもらっていた動物病院がお休みの日で。


ユさんぬも現在推定7歳。人間でいえばおじんぬと同じ中年の域に入ってきて、体の調子も曲がり角なのか、おしっこが茶色くなったのと同時期ごろから、目の上(瞼)が腫れたり、おしっこ絡みでも薬が合わなかったり、今回のように吐いてしまったりと、今までなかった予期せぬことが起こる頻度が増えていて。


そんな時、出来る限り早く到着するべくめいっぱい急いでも、診療時間に間に合わないことが出てきたことが、自分の中ですごく気になっていました。


これからユさんぬが年を重ねていくにつれて、病院に急いで連れて行きたい時も出てくるだろうし、やっぱり年齢が上がるほどにかかりつけの病院は少しでも近い方がいいんだろうな、年齢に合わせて対処の仕方等色々柔軟に考えて変えながら、よりベストな道を探っていかなければならないんだろうな、と、今回の茶色いおしっこの件の中でも色々考えるところがあったので、


診てもらっていた動物病院は好きだったんですが、転院も視野に入れて近くにある動物病院を調べ、近隣の人にとても評判の良さそうな動物病院に、ユさんぬを診てもらいにおしっこも持って行くことにしました。


② 血液検査・レントゲン異常なし。ひとまず薬を全てやめた状態でおしっこの様子をみることに


病院で、これまでの経過を説明し、嘔吐してしまった状況を説明すると、触診をしたのち、「これだけ調べさせてくださいね」と、血液検査と膀胱腎臓部のレントゲンを撮ることに。


それを見ながらおしっこ検査の結果も合わせて、今回の件についての先生の見立てと考えられる可能性を、とても分かりやすく丁寧に説明して下さいました。

●おしっこの潜血反応に関しては、色は綺麗になっているがまだ潜血反応はある
●血液検査、レントゲンの結果は、数値や臓器的には悪いところはない
●細菌反応がないので細菌性膀胱炎ではないと思われる。石もなし。
●レントゲンでは写しきれない部分や、膀胱腎臓以外の部分に何らかの問題がある可能性も0ではない
●特発性膀胱炎の可能性もある

血液検査の数値の結果は前の病院で検査した時と変わらず悪くなっていなかったし、レントゲンでは膀胱も腎臓も変わらず問題なかったので、それにはホッと一息でしたが、原因は特定できないけど潜血反応が消えない状況は依然として変わらず。

ただ、ここで初めてのキーワード「特発性膀胱炎」というキーワードが出てきました。


「特発性膀胱炎」とは、膀胱で炎症が起こり、頻尿、血尿などの症状が出るのですが、通常の膀胱炎と違って尿検査をしても結晶、結石、細菌など明確な原因が見つからず、膀胱炎の症状だけが出るという病気のことだそうです。


特発性とは原因不明のことなので、様々な要因が絡み合い、原因が特定できないのが特徴ですが、ストレスが関与しているのではないかとも考えられているとのことです。


この病気は初めてこの時聞きましたが、確かにユさんぬの症状にも当てはまるなあと。


猫のおしっこの問題は、年齢も上がっていくほどに、一筋縄ではいかない難しいものだという現実的なお話も色々して下さって、ユさんぬが初めての猫なおじんぬにとって、とても勉強になりました。


嘔吐に関しては、抗生剤を飲み続けたことによって胃が荒れてしまっているのではないかと。


尿中に細菌はないので通常の膀胱炎ではないと思われるし、もう少し調べておきたい箇所もありますが、この状態で何かしても体の負担になるだけなので、


まずは胃の調子を治して、+今は潜血反応の値も低いので、ここでひとまず薬もサプリも一切止めて、それによっておしっこの調子がどう変わるか様子を見てみましょう、ということになり、


1回飲ませて吐かないようなら続けて飲ませてあげてください、と胃薬をもらってその日は終了。


待合室で他の飼い主の方とお話しましたが、実際に通っている人達の話を聞いても評判がやっぱりとても良く(その分混むのですが)実際に診てもらった印象もとても良かったので、先生に事情を話してこれからお世話になりたいとお願いしてきました。これから永くお付き合いしていける病院だといいなあと願いつつ。


ユさんぬはその後薬も効いて、嘔吐も収まりました。ひとまず良かった///


③ おしっこがまた茶色くなった。エコー検査異常なし。特発性膀胱炎に効くフードを試すことに


無事嘔吐は収まったユさんぬですが、1週間くらいの間におしっこの色がまただんだん悪くなっていって、茶色っぽくなってしまいました(ごはんも食べるしいつも通り元気なのが救いです)


おしっこを持って病院に行ったところ、やはり尿中の潜血反応がまた上昇。ここで、一度もう少し詳しく膀胱や腎臓をエコー検査をしてみることに。


結果は何も問題なし(臓器自体に問題がないことは本当に良かった///)


このまま血尿が本当に酷くなっていってしまうようなら、これ以上の検査は専門の病院でないと出来ないので、その際は紹介して下さるとのこと。


今のおしっこの色なら、止血剤だけ飲むのも有だが、また胃が荒れてしまうことも考慮して、止血剤を飲むのは一旦待って、もう少し様子を見るのも有だと先生がおっしゃったので、ユさんぬの体のことを考えて今回は止血剤は飲まず、もう少し様子を見てみることにしました。


そして、特発性膀胱炎に効くとされているフードがあるので、それを試してみるのもありだと思う、と試供品を下さったので、試してみることにしました。


④ フードが劇的に効いた!でも痒みが出てしまった


特発性膀胱炎に効くと言われているフードを試してみることにしたユさんぬ。まずは嫌がらないで食べてくれるかどうか少しあげてみたんですが、味が気に入ったようで喜んで食べてくれました。むしろ気に入ったみたい。


良かった、ということで、先生に言われた通り2週間くらいかけてをフードを切り替えていくことにしました。


少量から始めて毎日少しずつ量を増やしていったんですが、割とすぐの時点で


おしっこの色が劇的に綺麗になった!そしてその綺麗さが持続している!


明らかに色がすごく綺麗になって、しかもそれが安定して継続していて、検査しないと正確には分かりませんが(色が綺麗でも潜血反応がある場合があるので)目視では今までで一番綺麗な感じが続いています。


嬉しくて「よかったね!ユさんぬ。これで治るかな^-^」とユさんぬに声掛けしながら順調にフードの量を増やしていったんですが、


……あれ?なんだかユさんぬ体を掻いたり舐めたりする頻度が増えてないか?


切り替えたフードの量が3分の2を過ぎたあたりから、なんだかユさんぬが痒がっているような気配が見えてきました。


今年に入ってから目の上が腫れたり小さくハゲたりを繰り返しているユさんぬ。これも治ったと思っても再発したりして継続しています。


病院での相談の結果、季節柄で発生している可能性もあるし、アレルギー的なものの可能性もあるし、継続して様子を見ていかないと今の時点では断定できないということで、そんなに酷い状況ではないことからこちらも経過を見ているんですが、それを気にしての感じでもないし。


少し様子を見ましたが、やっぱり明らかに痒がってる感じでひっきりなしに掻いたり体を舐めてる感じになって、耳の所が小さくですが赤くむけてしまっているのを発見したので、新しいフードをあげるのを止めて、念のためおしっこも持って病院へ行きました。


⑤フード切り替えは中止。潜血反応が消えたので、元のフードに戻して2か月様子を見ることに


フードの切り替え途中で痒みが出てしまったことを動物病院で相談すると、


目の腫れの件もあるので、フードが合わない事が痒みの原因と断定は出来ないが、ひとまず切り替えを止めて、元のフードに戻して様子を見た方がいい、との先生の見解。(元のフードに戻して痒みやおしっこの調子がどうなるのかも原因特定のために見ていくことに)


おしっこ検査の方は、初めて全血反応が完全に消えていました!


というわけでフードを元に戻してこのまま様子をみて、また2か月後におしっこ検査をすることになりました。


色々まだ問題はいっぱいですが、素直に潜血反応が一度でも完全に消えたことは本当に嬉しかったです。完全にフードが効いたおかげなんだろうなと思うので、痒みが出て続けられなくなってしまったのは残念なことだけど、それがユさんぬの個体なのだから、こればっかりは仕方がありません。


フードを元に戻すことによって、良くなったおしっこの調子がどうなるか、とか、フードのいきさつから特発性膀胱炎の可能性が高いのかなあと思うと、何かストレスになっていることがあるのかな?と、色々心配なんですが(原因がストレスだったらと思うとちゃんと受け止めるけど正直ショックだなあ///)


とにかく主である私は、慌てず騒がず、でも注意深く、ユさんぬに不安を与えないように、色々出来る限りの改善点を見つけて試行錯誤していくしかないなと思っています。


まとめ


ユさんぬと出逢って一緒に暮らし始めてから、最初の頃こそ膀胱炎(通常の)になったり、体調を崩すこともあったものの、その後病気もなかったユさんぬでしたが、


今もとっても元気ですが(有難い!本当に嬉しいことです^-^)去年の年末から色々と体調の変化が見えてきました。


ユさんぬももう7歳。思えばおじんぬと一緒で立派な中年なんですよね。


自分自身も原因が特定できない慢性的な不調を抱えていたりしますし、ユさんぬもそういう年になってきたのかなあ。お互い「曲がり角」なのかな?ユさんぬ。(それにしても去年の年末からのユさんぬは、猫にも厄年とかあるのか?というくらい色々続いて、早く落ち着くといいね、と願うばかりなんですが)


今回のおしっこの件では、年齢と共にユさんぬも変化していることを色んな方向から実感させられることも多く、本当に色々考えさせられること、自分自身にも変化の必要性を感じることがたくさんあります。本当に色んな意味で「甲斐性」が欲しい。


フードを元に戻し、様子を見始めてから1か月経ちましたが、現在も有難く嬉しいことに、ユさんぬのおしっこの調子は目視では綺麗さを保っています(時々色が多少濃くなったりしますが綺麗です。嬉しい///)


このまま上手く状態を保てて、1か月後の検査でも良い結果が出てくれるといいんですが。


今はとにかく、ユさんぬのおしっこや目の状態の完治を目指して、引き続き自分に出来る限りのことをしていきたいと思います。原因がストレスの可能性もあるので、ごはんやお水環境とか、トイレとか、生活環境の見直しもしないとな。


本当に、このままユさんぬの状態が良くなるといいな。引き続き一緒に頑張ろうね!ユさんぬ!^-^


次は良い報告が出来ることを心から願いつつ、以上、「特発性膀胱炎の可能性も。ユさんぬと茶色いおしっこ、その後の経過について」でした。


ここまで見てくださって、有難うございました。

おじんぬでした^-^


ユさんぬ、大好きだよ!



スポンサーリンク